タカラユーザーサポートショップFEAST 水の話

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水の話
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  『水の話 』

 このページは水の話です。


 人と水
 我々人類にとって水はなくてはならないものですが、実に成人人体の約60%が水でできています。年を重ねますと55%位に減るらしいですが・・潤いが無くなるということらしいです。赤ちゃんは76%位になるそうです、確かに水々しいですね。
人体図イラスト.
 地球と水
 その大切な水ですが、地球上の97%が海水で、我々が使える淡水は残りの3%です。その3%も中身は氷河や北極、南極の氷だそうです。
地球の画像
 水の使用量
 日本の「水」と「空気」はタダとは昔の話で、空気は確かにタダですが、水はちゃんと水道代を払っておられると思います。しかも意外と高いのですがいくらかご存知でしょうか。その前に私たちは普段どんなふうに水を使っているか、それをグラフにしたのが右のものです。下の表は1ケ月の世帯人数別の平均使用量です。我が家はどうか、検針表で照合すると使いすぎかどうか目安になります。
水の使用比率円グラフ
世帯別水の使用量.

 水の価格
 ちょっと極端な比較をしますと、コンビニで売っている500mlのペットボトルは127円~147円でした。ガソリンが高くなったと言われますが、1リッター150円前後です。なんと、水はガソリンの約2倍の値段なのです。
 
  それでは、家庭用の水道水はと言いますと、なかなか複雑で一口には説明できませんし、地域によってかなり事情が異なるようです。詳しくは管轄の水道局を検索すれば丁寧に作られた早見表などがありますので分かります。大体の料金は基本料金+使用量×<1kL(1㎥)100円~200円位>です。しかし水道料金は(上)水道だけでなく下水道使用料と合算で請求がきますので意外と高く付いているのに気が付くと思います。
浴槽image
 しかし、むやみに値段が付いているわけではありません。各地域の水道局にて大変厳しい管理の上で供給されています。その検査項目は水質基準50項目(h22年4月施行)とその他留意すべき項目等があり、それをパスした水が我々のところに届いています。東京水道局では都内各所に計131か所の検査用水栓があり残留塩素濃度を毎月測定してチェックされています。東京の水も意外とおいしいと言われるのは、こうした管理の上に成り立っているものと思います。
   
 水の味
 『こっちのみーずはあーまいぞ、ほっほっ ほ―たる来い』という歌がありますが昔から水の善し悪しや味の違いがあったり、水が合うとか合わないなど水の種類の違いがあることは理解されていたのでしょう。今では科学的に分けることができます。味はそう単純なものではないかもしれませんが、ミネラルの含有量(水の硬度)とPH(酸性、アルカリ性)の違いで味覚や口当たりが変わります。またお料理やお茶などの味にも影響があります。
清流画像
   
 水の硬度
 水は軟水と硬水に分けられますが、日本の水は一部を除いて『軟水』です。軟水は、口当たりが滑らかでご飯を炊いても柔らかく、日本茶も風味が出ておいしく料理や飲料水に向いています。
水の硬度      
硬度 (mg/L) ≒ カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1
mg/Lとは一般家庭の風呂の浴槽には約200Lの水が入りますが、この浴槽に0.2gの物質が含まれている時
の濃度が1mg/Lです。(ppmと表記されることがあります)
 
 
 関西の出汁と関東の出汁
 一般的に関西は『昆布だし』、関東は『鰹だし』と言われますが、これは水の違によるものです。上の表を見てみますと関東の水も軟水なのですが、71.4mg/Lです。比較して京都市あたりは40台であることが分かります。関東の水でも昆布だしは作れるそうですが、出汁が出やすくするためにハサミで切り目を多く入れたり、時間を長めにしたり一工夫必要とのことですし、灰汁がでるので取らないといけない点もあるとのことです。
  そういうことから関東地方では鰹と醤油の出汁が多いわけです。  
昆布だし写真
   
 水のpH
 水には酸性質のものと、アルカリ性質の物があります。pHはそれを表す表示です。酸性・アルカリ性の度合い(強さ)を表すのに、pH(ピーエッチと読む)と呼ばれる0から14までの数値を使います。東京の水道水のpHは、平成23年度、平均7.6(6.7~8.3)でおおむね中性です。酸性雨は、pH 5.6以下の雨をいいます。
  ちなみに健康な人の体液はph7.4だそうです。
   
 ミネラルウォーター(市販品)
ミネラルウォーター種類

クリスタルカイザー
(硬度38、 ph7.6)、ボルビック (硬度70、ph7.0)
  エビアン   (硬度304, ph7.2)、コントレックス(硬度1486、ph7.4)
 
  コンビニで売られていますので身近になったミネラルウォーターですが性質はかなり異なります。自分に合ったものを飲むことが大切です。特に硬度が高いものは慣れないと下痢、腹痛を起こす場合があるそうです。
  しかし産後のお母さんがミネラルを補給するには適しているなど飲む人により異なります。
  子供の飲用は避けるよう注意書きがある場合があります
ので表示をよく確認しましょう。
ミネラルウォーター画像
   
 残留塩素と浄水器
 水道局からの水道水の安全性は上記の通りですが、殺菌のためどうしても塩素が使われています。そして水道法によって、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持するように定められていますので必ず残っているわけです。
  残留塩素は人体への悪影響はありませんが、少し匂いがあることや、一部のビタミンを壊たり、トリハロメタンを生成(基準以下)するなどの悪弊があります。一般家庭で残留塩素を取り除くには、浄水器を付ける必要があります。

 
 節湯C1型水栓
最近、徐々に機種が増えてきていますが、いわゆるエコタイプです。省エネ法施行以来いろんな工夫がされていますが、これは無駄にお湯を出さないように一工夫された水栓と思ってください。従来の水栓はレバーを真っすぐ自分に向けた位置で上下させますと「お湯」と「水」が混ざって出てきます。お湯が必用で無い時でも知らず知らずのうちに出ているわけです。右図の節湯C1水栓は同じ位置の場合、水しか出ないようになっていますので無駄なお湯を使わないわけです。全国平均で約30%のエコに繋がるそうです。

節湯水栓説明画像
クリックで拡大
   
 節湯B型水栓
同じく省エネを目的に作られた水栓の規格で、流量を5L/分を適量に設計されています。C1と併用の機種もあります。従来タイプに比べ約17%の節約が図られます。




 
このページにつきましては東京水道局他のHPの資料を参考に作成しております。水は奥が深く、まだ研究が足りませんが、今後も追記して参ります。