タカラユーザーサポートショップFEAST カビ対策は換気扇で

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浴室天井用カビとりワイパー
   システムバスの『カビ対策は換気扇で』

 お風呂の悩みNO1はカビ対策
 お風呂場のお手入れ担当は誰?というのはお世話な話になりますが、誰がするにせよ好きな人は少ないと思います。
 その一つがカビの問題です。カビは3つの要素(湿度、温度、栄養素)があればどこでも繁殖しますが、お風呂場はすべて揃っているところなのです。
 
 カビの繁殖を止めることはできません。いかに抑えるか工夫することが大切です。

 
 人によってはカビが原因で苦しんでおられる場合があります。
                        参考ページへ

かび画像
 お風呂場のカビは冬に増える!
 カビは夏のものと考えがちですが、お風呂場に関しては、実は冬場に増えるケースが多いのです。
 
なぜでしょう。確かにカビは低温には弱いのですが日本の一般的な地域の冬の気温ではびくともしませんし、むしろ保温性のあるシステムバスは暖かく、夏場より乾きにくい冬場こそカビにとって快適な場所なのです。
 ユーザーが油断をするのもこういうところです。

          乾かす方法を考えましょう。
   
 窓はカビの通り道
 かび対策で窓を開ける方法もあります。乾いた外気を家の中に通すことは湿気を取り払う効果がありますが、お風呂場はカビの発生源であり、胞子が浮遊していますので、中途半端な通気は家中にまき散らす結果になってしまいます。
 またプライバシーや防犯上の問題もありますし、冬場に窓を開けますと外気と同じような気温になり、凍るとさらに乾きにくくなったり、水栓の凍結~破損などの問題が発生します。

  日常的に窓を開けながらの通気(換気)はお勧めできません。

 
窓を開けて良い場合   窓を開けた時の問題
・窓から出ていく風がある場合   ・PM2.5や花粉が入りこむ(健康、汚れ)
・塩素系の洗剤を使用した時   ・浴室内のカビを家の中にまき散らす
・突風が吹きこんだ時、破損を起こす
    ・冬季は凍結により水栓の破損になる
    ・防犯、プライバシーの問題
・天気の悪い日は湿気が入ってしまう
窓を閉めて換気扇で乾かすのがコツです浴室窓
入口(ドア)は5cm程度開けておくとより効果が上がります

 換気扇の使い方
 
 タカラのシステムバスは、お手入れがし易いというのも特徴の一つですが、お手入れをする前に汚れを少なく、カビを抑えることができればその方がいいと思われませんか?そこでお勧めが『換気扇』の使用です。普通じゃないか!とおっしゃる前に使い方のコツをまずご理解ください。

 一つ目のコツは、皆さんが出られた後すぐに換気扇を廻します(お湯を残す場合はフロフタをセットします)。
 1坪タイプで夏場4~5時間、冬場6~7時間位で大体乾きます。タイマー運転出来ない場合は朝まで動かして下さい。浴室の大きさや季節によっては時間の調整が必要です。

 二つ目のコツ
は、窓は閉めて、入口を5cm程度開けてください。(全開は効果が悪くなります)そうすることで浴室内に対流(隙間風効果)が起こります(秒速20~30cmで効果があります)。風がある方が洗濯物が乾きやすいのと同じです。そして浮遊しているカビの胞子も一緒に外へ排気しますので天井のカビも抑える効果があります。これを毎回行ってくだされば、後のお手入れも非常に楽にできます。

*室内の空気は外気と比べ遙かに安定していています。
*浴室の換気扇は主に乾かす為ですので、居室の換気扇の使用法とは異なります。
SB換気扇

 換気扇の運転コスト
 換気扇を毎回朝まで廻すのは電気代が嵩むのではとご心配の方の為に計算してみました。

タカラ標準換気扇の場合(現行品を東電従量電灯Bで毎日6時間使用)の1ケ月の電気代
 
 6時間×30日=180時間、 180×7.2w=1296w、  1.296×25.19円=32.6円

タカラ浴暖タイプの換気(弱)の場合(同上)
 
      同上      180×19w=3420w、   3.420×25.19円=86.1円
 

 *電化住宅等で深夜電力をご契約の場合はもう少し安くなります(PM11以降ご使用の場合)


 
換気扇を使うことで、完全に予防できるわけではありませんが、掃除の労力や洗剤のコストを考えれば、換気扇を上手に使う方がはるかに『楽に』『安価に』お手入れが可能になります。まずはお試し下さい。

 カビ対策のこだわり『フロイスフック』(タカラ・マグネット小物)
 ここまで考えたかと思うのがこの『フロ・イスフック』です。これはマグネット小物の一つですが、タカラ製品のホーロー壁ならどこでもくっ付けることができるとても便利なものです。

  前述した換気扇を廻す方法でも、イスやオケを洗い場に置いておいてはその部分は乾きませんし、イスやオケもヌメッてきます。

 
そこにこだわりを持って作られたのがこの製品です。まさにタカラならではの製品だと思います。壁に引っかけることで乾き易くヌメリも付きません。マグネット式ですので取り付け場所を選ばず、お手入れ時の脱着も簡単です。
                   マグネット小物のページへ
浴室用フロイスフックMFW
 下の写真はある現場から頂きました。
タカラのホーロー壁は吸盤が付き易いのでこんなこともできます。

写真の商品はタカラ部外品です。
*ご注意
(一般商品のご使用について)


左の写真の商品は吸盤タイプで、金属部分も錆びない製品なので問題はありません。浴室内はやはり水分が多いので錆びやすい材質の物や防水処理のされていないマグネットは使用できません。

タカラ製浴室用小物はこちらから選べます。
ここをクリック

 カビキラーの使い方

 残念ながらカビを完全に抑える方法は無いように思います。カビが生えてしまったら、早めに取り除くしか手は有りません。皆さんがよく使われる「カビキラー」はタカラでも使用を認めています。但しご使用の際は少なくとも次の点を守ってください。(他の塩素系も同じです。必ず事前に使用方法をお読み頂き正しくご使用下さい


1、ご使用時は必ず換気をする
2、使用した後は水で十分洗い流す
3、上に向けて使用しない

 (目に入ったら危険です、万一入ったら流水で10分以上流して下さい。
  その後、医師の診断を受けて下さい。(放っておくと目の角膜が曇ります)

4、ブラシは基本的に使わず、スポンジを使用する。
 
(ブラシは洗剤を飛び散らすので目に入ることがあります)
5、酸性洗剤やアルコール系洗剤と一緒に使わない(混ぜない)
 *塩素ガスを多く発生して危険です(参考ページ)


 またコーキング目地(白くて柔らかい)は古歯ブラシ等は使わず水を絞った古雑巾等で拭き取ってください。カビキラーをカビ防止になると思い塗布したままにするのは危険です、お風呂の使用中に気分が悪くなる場合があります(塩素ガスは微量でも常に発生しますので浴室などの密室では危険です)。またカビには殺虫剤は効きません、むしろ栄養源になってしまいます、念の為。


 さらに、カビの生えやすい処を予防するにはお手入れをして、十分に乾かした後、市販の『除菌アルコール(濃度20~50%でOK)を噴霧して下さい。
(この場合は水で流さないようにして下さい)

 
ドアのパッキンの部分や隅の方の乾きにくい処に吹き付けておけば、人にも安全で意外と予防効果があります。

(定期的な噴霧が必要です。)
塩素系洗剤とアルコールの同時使用は危険です



普段の入浴後、壁や床に水をかける習慣のある方は別項『浴室のカビ防止で水をかける方法はチョット待って!TAKARA-FEAST』をご参照ください。